安かろう、悪かろう
そんなイメージがあったりするせいで、好んで飲まれることが結構少ない1000前後で買える格安ウィスキー達
ですがまぁ、敢えて言うならば安いからと各メーカーが手を抜いているかと言えばそんなことは無く
むしろ、この値段帯でよくここまで出来るなーと称賛してしかるべきな面が実は結構あります。
という訳で、今回はそんな格安スコッチ達のご紹介をしていきましょう。
こなれてしまえば、宅飲みなんかでもコストを抑えつつ充実の時間を過ごせます。
バランタイン ファイネスト
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【あす楽】【同一商品12本購入で送料無料】 バランタイン ファイネスト 40度 700ml 正規 shibazaki_BLFBFM shibazaki_BLF 価格:1,045円 |
1000円前後で買えるブレンデッドスコッチの鉄板品
非常に手に入りやすく、デイリーユースにぴったりなブレンデッドです
角ばったちょっとスタイリッシュなボトルが印象的で横長の形状が収納スペースの削減にも協力してくれます。
アルコール感は多少強いですが、スモーキーさも含め非常にバランスよく纏まったブレンデッドです。
ちょっと重心が低めなイメージがところがありますので、ソーダ割等で伸ばしても押し負けず。
毎日飲むような方でしたら、家庭に1本常備しといても問題はないかと思いますよ。
欠点を上げるならば先述のアルコール感の強さですが、この価格帯でこの点をカバーしているウィスキーはほぼほぼないので、
どうしてもそこが気になるのであれば、もうちょっと価格帯を伸ばすべきかなと
ジョニーウォーカー レッドラベル
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価格:1,078円 |
はい、これも非常に手に入りやすいブレンデッドの定番ですね
縦長のボトル形状は目につきやすく、知名度もありますからまず抑えとくべき1本。
バラファイに比べてもアルコールの刺激感は強いですが、軽い柑橘感とスモーキーさは割としっかり感じられます。
如何せん、やはり刺激が強いので加水するなり冷やすなりして割って楽しむのがベストかと。
レモンピールを絞ってソーダ割になんかすると非常に爽やかに仕上がるので、夏場なんかにはいいと思いますよ。
半面ストレートだとどうしても先述の点が鼻についてしまいますので、あまりお勧めはしないですかねー。
カティサーク EC
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【あす楽】 カティーサーク（カティサーク）EC 40度 700ml 正規 価格:988円 |
薄緑のボトルに船のイラストが印象的な、またどこでも買える安スコッチ
ソフト&スムースな、先2つに比べるとより飲みやすいタイプ。
とはいっても淡く、微かに甘い香りがアルコール感と共にあがってくるようなタイプですので、
飲みやすいとは言えど、楽しむ分には多少慣れてからの方がいいだろう、実はちょっと難しいタイプ。
ソフトなテイストは割ってしまっても常にこっそりとついてきてくれるため、ソーダ割や水割りにするにしてもそこまで困らないタイプ。
厚みがある訳ではないので、薄く作ってしまうと軽い香りと刺激感のあるお酒となってしまうので薄め過ぎないように注意しましょう。
この価格帯でこのタイプは珍しいので、そういった意味では重宝しますが凡そ初心者向けとは言いにくいですね。
飲みなれてきて、ウィスキー自体のポテンシャルを理解しながら飲める方にとっては割とコストパフォーマンスが良いかと
ホワイトホース ファインオールド
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【あす楽】 ホワイトホース ファインオールド 40度 700ml 正規 価格:866円 |
どこでも(略)
1000円切るような低価格でありつつどっしりとしたスモーキーさを持ち、
骨太だが奥にしっかりと複雑な風味を持ちあせたコストパフォーマンスの鬼。
しっかりとした厚みのある香りのおかげでアルコールの刺激感も若干覆い隠され、
スモーキーフレーバーが苦手でさえなければ比較的初心者にも進められる1本。
まぁ、勿論ウィスキーのスモーキーフレーバー自体が苦手な方は苦手ですからね、初めての1杯にはちょっと難しいかも。
複雑さは持ち合わせていますが、全体的にみると非常に分かりやすい味わいなのでちょっと飽きやすいのは欠点ですね。
ずっとこれだけ飲み続けるのは中々厳しいです。
後はあれですか、香りの割りには味は結構マイルドですので激しい味を想像して飲んでしまうとちょいと肩透かしを食らうかも知れません。
そもコンセプト型のブレンデッドではないので、それを求めること自体が間違っているやも知れません。
ティーチャーズ ハイランドクリーム
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【あす楽】【同一商品12本購入で送料無料】 ティーチャーズ ハイランドクリーム 40度 700ml 正規 shibazaki_TEC 価格:935円 |
どこ(略)
最近かなり推されてますね、ホワイトホース同様しっかりとしたスモーキーさを持ち合わせた1本。
大きな違いとしてはホワイトホースと比較するとテイストの方でも柔らかく厚みがある形に作られていることですね。
ハイランドクリームの名前は伊達ではなく、しっかりとした甘味と伸びしろのある香りで割って飲むにも非常にマッチ。
ストレートで飲んでみると、値段帯の割にアルコール感は非常に抑えめなのですがもったりと少々ぼんやりとした風味に感じます。
甘味の強い風味のおかげでスモーキー感との調和も非常に取れてるので、初めての1杯にはホワイトホースよりもお勧めですかね。
厚みのある味わいですので、暑い時期にガンガン飲んで～というのにはちょっと不向きかなと。ぁ、肉の脂と相性はかなりいいです。
ストレートやロックでも使用に困らない非常に便利なウィスキーです。
1000円前後ということも考えると、このコストパフォーマンスはヤベー奴としか言えないですね。
ちょっとした欠点はどうしても苦手な人がいるスモーキーさと、結構もったり目なので爽やかなのが欲しい時は違う…ってなることですね。
料理と合わせるにも困らないのが優秀です。しっかりスモーキーさ持ってても食事の邪魔にならないのが偉い。
デュワーズ ホワイトラベル
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価格:1,137円 |
ど(略)
非常にマイルドな仕上がりで、アルコールの刺激感はさほど無く、滑らかで優しい甘みが印象的。
カティサークと比べてみると、こちらの方が穀物やナッツ感のある甘さが強い。
万人受けする味、まったくの初心者に勧めろと言われましたら、この価格帯ならこれが最適解だと思います。
複雑怪奇な風味を持ち合わせている訳ではなく、シンプルに綺麗にまとまったブレンデッド。
最大の長所は飲み方を選ばす、味が崩れにくいことですかね。
薄いハイボールにしたい時などは、他のウィスキー使ってみると結構アルコール感が際立ってしまったり、香りだけする炭酸みたいになってしまうのですが、デュワーズは結構最後まで濃淡具合以外変化しにくいイメージ。
勿論限界はありますので、一滴加えただけで最高のハイボールとはならないので悪しからず。
欠点は…シンプルでほっとする味わいなんですが、ウィスキーの味を楽しみたいって時にはやはりちょっとお勧めしにくいです。
飽きにくいしっかりとしたフレーバーであるんですが、変わらずにそこに在り続けるので、こうバッティングマシーンに向かってるような心情になるといいますか。
半面、日常的に使用する分にはいつもの味で迎えてくれるので非常に使いやすいです。
今回は“近所のコンビニやスーパーマーケットでも手に入る、1000円前後のブレンデッドウィスキー”をテーマにしてみました。
慣れた方でも、懐かしいと思いながら改めて飲んでみると結構おもしろいかと思います。
安いし不味いんだろうなー、という先入観は楽しむ上での最悪のスパイスとなるので、
これはどんな表情を見せてくれるんだろうなー、ぐらいの楽しみに行く心持ちが最高の美味さに繋がります。多分、きっと。
文：Shuim3 編集：nanayou
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